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イネ科花粉症

スギ・ヒノキの花粉症がある方にとって、非常に憂鬱な時期がようやくおわりました。
しかし、5月以降も、毎年くしゃみ・鼻水・鼻詰り、眼のかゆみなどの症状が出て悩んでいる方も多く、その方はイネ科の花粉症の可能性が考えられます

地域によって異なりますが、イネ科の花粉症は5月から8月頃まで続きます。

イネ科の花粉症の中でも、特にカモガヤの花粉が症状の原因になっているケースが多いので、カモガヤに近づかないことが、一番簡単な対策になります。
(イネ科の植物は、スギやヒノキと異なり、花粉の飛散距離が短いのが特徴です。)
カモガヤは、日本全国の河川敷や堤防、空き地や道端などに主に生息しています。

治療法・対処法はスギやヒノキなど他の花粉症と同様になります。
風邪と勘違いされている方も多くお見えですので、鼻炎などの症状が続いてお困りの方は、一度病院に受診してみるとよいでしょう。


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貧血

今年は大寒波もあり、まだまだ寒い日が続きますね。春の訪れはいつになるのやら・・

さて、「貧血」について書いてみようと思います。
貧血とは、簡単にいえば『赤血球、血色素、赤血球の大きさなどが、ある基準値以下になり、血液が薄くなった状態』を貧血といいます。

貧血にもいろいろ種類がありますが、「鉄欠乏性貧血」について。
鉄欠乏性貧血では、つかれやすい、食欲不振、立ちくらみ、息切れ、めまい、冷え、頭痛、動悸、耳鳴りなどさまざまな症状が起こります。他に、神経症状にも関与するので、イライラする、物忘れ、感情の変化などがみられます。鉄欠乏でうつ症状もあるのです。女性の慢性的な冷えやいらつきには鉄不足もひとつの原因であると思います。
検診などでチェックして引っかかったことのないというかたでも、結構隠れ貧血は存在するそうです。また、貧血が緩やかに進行すると自覚症状を伴わないこともあるそうです。

うつでもだるさでも、原因があり、食べ物の内容、質、食べ方、消化の仕方、吸収、ストレス、ホルモン、自律神経、いろいろなものが組み合わさって、人は生きています。
私自身、10代の時、鉄剤を処方してもらい治療したこともあります。しかし、治療による効果がみられても、再発防止には食事療法を根気よく続ける必要があります。ここ1年ほど私が悩まされている症状とも重なり・・一度検診を受け、食生活も見直したいと思っている今日この頃です。

近視と遠視、老眼のお話

今日は近視と遠視、老眼の簡単なお話をします。

近視
調節力を働かせない状態で、平行光線が網膜より前に焦点を結んでしまう状態です。
遠くを見るときは像がぼけて見えますが、近くを見るときには、焦点は網膜に近づき、眼鏡なしでもはっきり見ることができます。

正視                  
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近視
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遠視
遠視というのは、遠くが良く見えて、近くがぼやけてしまう、近視の反対だと思っている方が多いようですが、それは間違いです。
実際は、目に入ってきた光の焦点が網膜より後ろであってしまい、近くの焦点も合わない状態です。
つまり、近くの物を見るときも、遠くの物を見るときも焦点があっていない状態です。

遠視
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軽度の遠視や、年齢的に若い場合は、目の調節力があるので、近くを見るときも、遠くを見るときも、支障がない場合がありますが、中度の場合は、遠くは見えるけど、近くが見えなかったり、強度であれば近くも、遠くもぼやけて見えたりします。
常に焦点を合わせようとして、毛様体を緊張させるので、眼精疲労や、視力障害、肩こりの症状が出やすくなります。


老眼
老眼は、加齢とともに水晶体の機能低下によりピント合わせが衰えてゆくもので、どんな人でも必ず訪れる現象です。ですから近視の人にも、遠視の人にも同様に現れる症状です。
「近視の人は老眼になりにくい」、「遠視の人は老眼になりやすい」とよく言われていますが、これは大きな間違いです。
近視の人は老眼になっても、もともと近くにピントがあっているため、近くを見る時にメガネをかけなくても済みますので、これが誤解の原因だと思われます。
「レーシックをすると老眼になりやすい」というのも誤解です。ただし、近視から正視になったため、「老眼になったことに気付くのが早くなる」という可能性はあります。

これらの屈折異常は、眼鏡・コンタクトレンズ等で通常矯正可能です。
しかし、近年上記の屈折異常のみならず、様々な病気が増加しております。

私自身、目に病気をもっており手術もしました。
術後も左眼の近くが特に見づらい状態です。
普段は両目で見るため、日常生活に支障はありませんが、近くを見る作業や細かい字などを見るのがすごく疲れてしまいます。
当然のことなのですが、目の大切さを改めて感じております。

病気の種類によっては、早期発見・治療により進行を防ぐこともできます。
眼に異常や違和感がある場合や見づらさを感じた時などは、勝手に近視が進行しただけだから大丈夫などと決め付けず、一度病気でないかを確認するため、眼科を受診しましょう。

アルコールが引き起こす肝臓病

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私たちにとって身近な存在のアルコール飲料。飲みすぎた翌日のひどい二日酔い、酔っ払った勢いで言わなくてもいいことを言ってしまった等々、少なからず皆さんにも経験があるのではないでしょうか。忘年会シーズンを前に今回はそんなアルコールによって引き起こされる肝臓病についてご説明します。

アルコールの長年の摂取により様々な臓器に障害が認められると言われており、その中で肝機能障害が最も多く見られます。
体内に入ったアルコールの約90%は肝臓で分解されます。強靭な臓器といわれている肝臓でも、絶えずお酒の処理に追われていると、働きが悪くなってしまいます。アルコールによる肝臓病は飲酒量が多いほど、また飲酒期間が長いほど起こりやすくなります。
①脂肪肝
アルコールの摂取により肝細胞の中に過剰に脂肪が沈着するのが脂肪肝です。最近では肥満や糖尿病を合併することも増えていますので、注意が必要です。
≪治療≫
飲酒が原因の脂肪肝は禁酒することにより改善することが可能です。
② アルコール性肝炎
大量の飲酒を続けた場合に、肝臓に脂肪がたまるだけでなく、アルコール性肝炎という状態になることがあります。肝細胞に炎症がおこり変性・壊死をともなっている状態で、重症になると食欲不振、吐き気、黄疸、発熱などの症状が見られます。最悪の場合、急速な経過で死亡に至ることもあります。
≪治療≫
治療の基本は、禁酒です。そして、バランスのとれた栄養を補給します。黄疸が強い場合は、薬物療法としてステロイド剤の使用も行われます。またアルコール性肝炎の診断がなされた人のほとんどは、アルコール依存症になっている場合が多く、アルコール依存症に対する専門治療が必要となります。
③ 肝硬変
肝硬変がアルコール性肝障害の最終段階です。肝細胞の変性・壊死に続いて、繊維化も進み肝臓が硬くなっている状態です。原因は多量のアルコールを長年にわたり摂取することによって起こります。
≪治療≫
何よりも禁酒を行う事が大切で、食事療法と各種の薬物治療が行われます。それだけにとどまらず、アルコール依存症に対して「断酒」のための精神科的な専門治療、ケアをおこなわなければなりません。一般的には肝硬変になってしまった肝臓は元に戻す事が出来ないと言われていますが、禁酒によってある程度の機能回復を行う事が可能です。
アルコール性肝臓病チェック
以下のような症状がある場合にはアルコールによる肝硬変の可能性があります。すぐにかかりつけ医に相談して精密検査を受けましょう。
疲れやすく、全身がだるい
上腹部右側が硬くて重苦しい
からだが黄色くなる(黄疸症状)
紅茶色のような濃い尿が一日中出る
お酒がまずくなり飲めなくなる
手のひらが赤くなる
からだに赤い斑点が出る
腹壁の血管が浮き出る
お腹が張って腹水がたまる
男性の乳房がふくらむ(女性化乳房)
かゆみが続いたり、皮膚から出血しやすくなる

症状が出てからでは遅い!!早期発見が重要
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、よほどのことがない限り音を上げない臓器です。そのため上記のような症状は肝硬変になり、そうとう悪化した場合にはじめてでる場合がほとんどです。また一度肝硬変になってしまうと元の元気な肝臓には戻すことができません。早期発見が重要なのです。お酒を常習的に飲んでいる方は、症状がなくても定期的に検査を受けるようにしましょう。
アルコールによる肝臓病の早期発見にはまず、血液検査を行ないますが、検査項目としてはAST (GOT), ALT (GPT), γ-GTPがあります。γ-GTPが基準値を超えている場合にはアルコールの飲みすぎが疑われます。さらに精密検査をおこなわなければなりません。

最後に
日頃からアルコールの適量の摂取を守ること、また週に2日は飲酒をしない「休肝日」をつくること、そして定期健診などで肝臓病の早期発見、早期治療を心がけることが大切です。私自信も年末に向けて飲む機会が多くなるので、飲みすぎには注意したいと思います。

チョコレートとアレルギー

食べ物によるアレルギーが、巷をにぎわせていますね。
今回は、チョコレートに特化してお話ししたいと思います。

お菓子の中でも、大好きな人が多いチョコレートは、実はアレルギー物質をたくさん含んでいることは、あまり知られていません。

アレルギーを起こす原因として、まず1つ目はカカオです。
カカオにはニッケルという金属が含まれているため、チョコレートの食べすぎで金属アレルギーを起こすことがあります。
2つ目はカフェインです。コーヒーや紅茶にも入っている眠気覚ましとして有名な成分ですが、カフェインによる不眠や、頭痛の原因になることがあります。
3つ目はチラミン。バターやチーズなどにも入っています。これが原因のじんましん、頭痛も多いのです。ワイン片手にチーズを堪能・・・危険です。
4つ目はテオブロミン。喘息治療薬としても頻繁に使われる物質ですが、とり過ぎると、吐き気や頭痛の原因になります。
5つ目はトランス脂肪酸。いわゆる身体に悪い油で、取りすぎで免疫を落としてしまいます。チョコレートの他にも、マーガリン、ショートニングにも多く含まれています。

甘くておいしいチョコレートですが、取りすぎは甘いことばかりではないようです。
控えめにして、長く、おいしくいただきたいですね。